話題の映画案内: その土曜日、7時58分 10月11日公開の映画 

2008年10月1日水曜日

その土曜日、7時58分 10月11日公開の映画 

とても深刻な映画。お金、家族、強盗と殺人。
ニュースを見れば、この映画のような事件がある。
人間はこんなに身勝手で、残酷で、弱いのか?
リアリティあふれるサスペンス・ドラマ。

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いきなりセックスシーンから始まる。
アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)とジーナ(マリサ・トメイ)の夫婦は倦怠期。
リフレッシュのためリオ・デ・ジャネイロにバカンスに来て、愛し合うのだった。
「このままここに居られたら」。「ああ、考えてみる」。「そんなお金はないでしょ?」
かたやアンディの弟・ハンク(イーサン・ホーク)は妻と離婚し、
娘の養育費を滞納していた。


ある日、兄・アンディは弟・ハンクに提案する。
「強盗しないか。二人とも金が要るだろう。」、「強盗?」
その場は別れたが、養育費・生活費などに窮していたハンクは後日強盗話にのってしまう。
「そうればいい?」「夫婦二人でやっているモールの宝石店を狙おう」「それって…」

ハンクはバーの店員・ホビー(ブライアン・オバーン)に実行犯を依頼し、
土曜日の午前中、店番がおばさん一人のときを狙い実行する。
そこで、店のおばさん、ホビーは撃ちあいになり計画は失敗する。
なんと、おばさんは…。

映画はこの事件をさかのぼるように、事件の1日前、2日前と展開する。
新たに事実が知らされていくのだ。

計画失敗の後、ハンクはホビーの嫁と実兄に脅され、アンディは職場の使い込みが発覚。
度重なる失敗と不祥事にふたりは途方にくれる。
急所に追い込まれた二人は、さらに深みにはまっていく。
犯行を隠すための殺人、さらに脅迫から逃れるための殺人。
不可解に思った実父のチャールズ(アルバート・フィニー)は二人をつけ、事件を知って…。
歯車が狂いだし、不正に手を染めれば、その報いはとても厳しいものだった。

兄弟と、二人に巻き込まれたすべての人が死に関わる不幸を背負う。
センセーショナルな結末で、目を覆いたくなるようなストーリーだった。

【キャスト】
フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサンホーク、マリサ・トメイ、アルバート・フィニーほか
【公式ページ】
http://www.doyoubi758.jp/
【予告編】

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