ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの共演!
男の世継ぎを望む英国国王、一族の発展を企てる政略結婚、
国や宗教までを巻きこむ複雑なドラマ。
イギリス国教会の設立、エリザベス1世の出生。
こんな結末を、誰が予想できるだろうか?
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ブーリン家には2人の娘と息子がいた。
姉の名はアン(ナタリー・ポートマン)、妹の名はメアリー(スカーレット・ヨハンソン)、弟の名はジョージ。
3人は片田舎で仲良く成長した。
政略結婚が当たり前の16世紀のイギリス。
父親のトーマス・ブーリン卿(マーク・ライアンス)は、2人の娘の嫁ぎ先を探していた。
イギリス国王ヘンリー8世(エリック・バナ)は、急死した兄に嫁ぐはずのキャサリン・オブ・アラゴン(デビット・モッリシー)と結婚したが、死産・流産を繰り返し、女の子・メアリーしかいなかった。
そこでブーリン家の親戚・ノーフォーク公爵は、王に男の世継ぎをもうけさせることを画策。
一族の繁栄のため、その愛人にアン・ブーリンを選んだ。
鹿狩りのため、ヘンリー8世がブーリン家に滞在することになり、アンを国王に近づける。
しかし、ヘンリー8世は妹・メアリーに惹かれ、彼女と一族を宮中に呼ぶ。
傷ついたアンは、メアリーに嫉妬心を抱くが、大貴族ノーサンパランド公爵の跡取り・ヘンリー・パーシー(オリバー・コールマン)との恋に落ちる。
しかし、貴族の結婚は王に決定権があり、勝手な恋を案じたブーリン家は、アンをフランスに送る。
メアリーはヘンリー8世の子供を身ごもり、ブーリン家の人々は取り立てられ、一族は繁栄を手にした。
その後、複雑で興味深い展開が…。
メアリーへの愛情が薄れるヘンリー8世、フランスから呼び戻されたアンが国王の寵愛を受け、
国王はアンを射止めるために王妃と離婚。離婚にまつわりカトリックからイギリス国教会への改宗。
これでも、まだブーリン家には幸福が訪れない。
時代に流され、時代におおきな影響を与えたブーリン家。
姉妹と一族の数奇な運命を見守るもよし、あらためてイギリスの歴史を見るもよし。
ストーリーの中で、姉妹の母・レディ・エリザベス(リスティン・スコット・トーマス)が登場する。
彼女は、一族の繁栄というより、家族の幸せを求めていたのではないだろうか?
彼女の表情やことばにも注目して欲しい。
【キャスト】
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、デビッド・モリッシー、リスティン・スコット・トーマスほか
【公式ページ】
http://www.boleyn.jp/
【予告編】
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