話題の映画案内: ブーリン家の姉妹 10月25日公開の映画

2008年10月19日日曜日

ブーリン家の姉妹 10月25日公開の映画

ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの共演!
男の世継ぎを望む英国国王、一族の発展を企てる政略結婚、
国や宗教までを巻きこむ複雑なドラマ。
イギリス国教会の設立、エリザベス1世の出生。
こんな結末を、誰が予想できるだろうか?
(c) 2008 Columbia Pictures Industries, Inc. and Universal City Studios Productions LLLP and GH Three LLC. All Rights Reserved

ブーリン家には2人の娘と息子がいた。
姉の名はアン(ナタリー・ポートマン)、妹の名はメアリー(スカーレット・ヨハンソン)、弟の名はジョージ。
3人は片田舎で仲良く成長した。
政略結婚が当たり前の16世紀のイギリス。
父親のトーマス・ブーリン卿(マーク・ライアンス)は、2人の娘の嫁ぎ先を探していた。

イギリス国王ヘンリー8世(エリック・バナ)は、急死した兄に嫁ぐはずのキャサリン・オブ・アラゴン(デビット・モッリシー)と結婚したが、死産・流産を繰り返し、女の子・メアリーしかいなかった。
そこでブーリン家の親戚・ノーフォーク公爵は、王に男の世継ぎをもうけさせることを画策。
一族の繁栄のため、その愛人にアン・ブーリンを選んだ。

鹿狩りのため、ヘンリー8世がブーリン家に滞在することになり、アンを国王に近づける。
しかし、ヘンリー8世は妹・メアリーに惹かれ、彼女と一族を宮中に呼ぶ。
傷ついたアンは、メアリーに嫉妬心を抱くが、大貴族ノーサンパランド公爵の跡取り・ヘンリー・パーシー(オリバー・コールマン)との恋に落ちる。
しかし、貴族の結婚は王に決定権があり、勝手な恋を案じたブーリン家は、アンをフランスに送る。

メアリーはヘンリー8世の子供を身ごもり、ブーリン家の人々は取り立てられ、一族は繁栄を手にした。
その後、複雑で興味深い展開が…。
メアリーへの愛情が薄れるヘンリー8世、フランスから呼び戻されたアンが国王の寵愛を受け、
国王はアンを射止めるために王妃と離婚。離婚にまつわりカトリックからイギリス国教会への改宗。
これでも、まだブーリン家には幸福が訪れない。

時代に流され、時代におおきな影響を与えたブーリン家。
姉妹と一族の数奇な運命を見守るもよし、あらためてイギリスの歴史を見るもよし。
ストーリーの中で、姉妹の母・レディ・エリザベス(リスティン・スコット・トーマス)が登場する。
彼女は、一族の繁栄というより、家族の幸せを求めていたのではないだろうか?
彼女の表情やことばにも注目して欲しい。

【キャスト】
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、デビッド・モリッシー、リスティン・スコット・トーマスほか
【公式ページ】
http://www.boleyn.jp/          
【予告編】

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