話題の映画案内: 252 -生存者あり- 12月6日公開の映画

2008年10月30日木曜日

252 -生存者あり- 12月6日公開の映画

この世の終わり? 252とはいったい何のこと?
異常気象がもたらす、地震・
雹・津波・史上最大の台風が襲う
その時レスキュー部隊は何人の人々を救えるのか?

レスキューの良心と隊員の安全の微妙なバランスが、
観るものを熱くするヒューマンドラマ!


(C)2008「252」製作委員会

物語は複合災害の後、東京・新橋の地下に閉じ込められた3人から始まる。
元レスキューの篠原祐司(伊藤英明)、医者を投げ出した重村誠(山田孝之)、
新商品の営業で東京に来ていた藤井圭介(木村祐一)。
3人は生きるために、順番に鉄の棒で壁を2回、5回、2回と叩く。
その数は、“生存者がここにいる”ことを伝える合図。
手の豆はつぶれ、非難の後の時間の経過により、生命の火が消えかけようとしていた。

話は篠原祐司の家族の描写へさかのぼる。
震度5強の地震が東京を襲い、徐々に復旧がすすんでいた。
ある日仕事が終わってから、娘のしおり、妻の由美と銀座で待ち合わせ、
娘の誕生日を祝う約束をする。


一方地震の影響により、海底からは温水が沸きだし、海温が上昇。
怪しい黒い雲が空を覆い、いっせいに鳥が飛び立つ。

銀座で誕生日プレゼントを買った祐司は、携帯電話で由美と連絡を取る。
その時、急に雪の塊・雹が銀座に降り注ぐ。
通行人の頭に直撃、ショーウィンドウを割り、人々は大パニックに陥る。
新橋の地下鉄の改札で連絡を取っていた由美は、地下に非難してくる人々の流れに、しおりを見失う。

その後、海は荒れ、津波がお台場を襲い、新橋・銀座に叩きつける。
今度は大洪水が銀座・新橋界隈を飲み込む。

しおりと生き別れた由美、洪水に飲まれたしおり、2人を探しに来た祐司。
レスキュー部隊が派遣され、救助活動を始める。
その部隊には、祐司の兄・静馬も参加していた!

新橋に着いた祐司は洪水に流され、崩落した駅で生存者に出会う。
重村と、藤井、ホステスのスミンと、さらに娘のしおりだった。
しかし、地上への出口はふさがれている。
5人は安全な旧新橋駅に非難する。

最悪にも巨大台風が東京に上陸。
地盤が緩んだ中でのレスキュー隊は、救援活動の中止の指示を受ける。
近くのホテルには被災者が運び込まれ、手当てを受け、レスキュー・マスコミ・その他が集結していた。
その中で、若手レスキュー隊員が隊長・静馬に詰め寄る。
「こんなところに避難せずに、救出に向かうべきだ」
「レスキュー隊員にも家族がいる。隊員の命も守らなければならない」
このやり取りは、祐司がレスキューをやめたことにもつながり、静馬の心に残る傷跡に触れた。
ホテルで治療を受けていた由美は、静馬に気づき、祐司やしおりを助けにいくよう懇願する。

勝手にホテルを出たレスキューの若手隊員は、探査機で2・5・2の合図を捕捉。
生存者がいることを発見したのだ!
その合図から祐司の生存が予想される。
すぐに救助に向かうことを全員が進言。
詰め寄られた指揮官は、規則違反を覚悟で救助指令を決断。
生存者はすべて救助されるのだろうか?
祐司・しおりの運命は?

次々と生還を阻む出来事に、僕は最後の最後まで、全員の生還を祈り、こぶしを握った。
指揮官の判断、レスキューの必死の救助活動、気象予報士の台風予測。
どれが欠けても、救助はおろか、隊員にまで犠牲が起こりかねない。
自然災害に対する人間の小ささの反面、関わる人々の熱い思いに感動を誘う。

【キャスト】
伊藤英明、内野聖陽、山田孝之、香椎由宇、木村祐一、山本太郎、桜井幸子、杉本哲太ほか
【公式ページ】
http://wwws.warnerbros.co.jp/252/
【予告編】

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