ものすごいドキュメンタリー映画発見!
高齢化社会の象徴、老人・ロック・コーラスグループここに参上!
ザ・クラッシュ、ジェームス・ブラウン、ボブ・ディランなど
軽快なロックサウンドが心地よい。
(C) 2008 Walker George Films (Young at Heart) Limited.
写真のような平均年齢80歳、マサチューセッツ州ノーサンプトンにヤング@ハートというコーラス隊があるらしい。
アウトキャスト、ジミ・ヘンドリックス、レディオヘッドなどのロックを歌うこのグループは、ロンドンやノルウェーにまでコンサートに飛ぶ。この映画は、エミー賞にノミネートされたスティーブン・ウォーカーにより、6週間密着の上制作されたドキュメンタリー。
75歳のスタン・ゴールドマンは脊髄を患い、86歳のドーラ・モローは第2次世界大戦のパイロット、癌により3度の手術を受けたジョー・べノアなど文字通りお年寄りの集団。
大人気を博すヤング@ハートを追い、彼らの日常をスクリーンに映し出す。
そのコンサート映像が、軽快なロックが、見ているものをリズムで誘う。
映画館にいるわれわれまでも、コンサート会場にいるかのように。
そして、その苦労やドラマに刺激され、もの悲しさを誘う。
練習は思うようには進まない。
さすがに、物覚えが鈍り、音感やリズムのない人もいる。
ただ、みんな必死に頑張ってる。それにまた刺激される。
音楽としてもレベルは高くないだろう。
でも、ノリというか、頑張りというか、お茶目さが雰囲気を盛り上げる。
撮影の途中で2人が亡くなる。
しかし、予定通りにコンサートを行う。
「死んだものはコンサートの中止を望んでいない。私もそうだから…」
アメリカ人の羨ましいところは、何と言っても、人生を楽しむというところ。
観客のこどもが、ロックのリズムに、立って踊り出す。
刑務所内のコンサートでは、囚人たちがハグ&キッス。
演じる側と、見ている側が一体になる。
年齢も性別も、人種も関係なく、楽しんでいる雰囲気が粋。
【公式ページ】
http://youngatheart.jp/index.html
【予告編】
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