なぞの組織が企てる、なぞの行動。
テロか?誰が何の目的で次々と事件を引き起こすのか?
本当にあるかも知れない、治安を守るはずの監視システムが、
人の意に反し独自に計画を進める。
この手の映画を見ると、こういう組織が本当にあるのではないか
と疑ってしまうのは僕だけだろうか?
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中東の砂漠地帯でテロリストが集まるところから物語は始まる。
米軍は無人偵察機を飛ばし、すべてを観察している。
この中にテロ組織のドンと思われる人物がいる可能性は50%と、コンピューターは分析する。
50%で襲撃するか、否か、米軍は大統領に報告、指示を請う。
「その中にドンがいるかも知れないなら、攻撃せよ」。
コピーショップで働く若者・ジェリー(シャイア・ラブーフ)は、母からの電話で、兄の訃報を知った。
双子の優秀な兄は、国防総省に勤務するエリート。
彼の葬儀に出席した。
遺産の小切手を受け取り、帰り道のATMでお金を下ろすと、75万ドル分の紙幣が…。
ジェリーは部屋に戻り、不可解な大量の荷物に気づく。
中を開けると、偽造パスポート・最新兵器やジェット機操作のマニュアルだった。
その直後一本の電話が。
聞いたことのない女の声で、「まもなくFBIが自宅にやってくる」ことを告げる。
ジェリーはFBIに拘束され、尋問を受け、自宅にあった証拠物からテロリストと断定される。
一時電話をかけることを許され、電話は例の女につながる。「床に伏せろ」。
すると、クレーンがビルを破壊し、ジェリーは続く指示通りに飛び降り、脱出に成功する。
それからも幾度となく、監視されているかのように、何者かの指示でポルシェの助手席へ。
一方シングルマザーのレイチェル(レイチェル・モハマン)は、息子を見送った後、一本の電話を受ける。
同じ女の声で、「息子を無事に帰したければ、通りにあるポルシェに乗り込め」。
街頭ビジョンに、見送ったばかりの息子の映像が映し出されていた。
ポルシェに乗り込んだ見ず知らずのジェリーとレイチェル。
互いに疑い、ののしりあうが、カーナビは目的地を示し、カーステレオから次の命令が流れる。
FBIやパトカーの猛烈な追跡を逃げ切り、埠頭のゴミ処理場へ。
そこでは無人のクレーンが、二人の車を守るように、次々とパトカーをスクラップにしていく。
すべてが遠隔操作で正確に目的を達成している。
追跡するFBIのモーガン捜査官(ビリー・ボブ・ソートン)は、空軍のペレズ(ロザリオ・ドーソン)と合流。
二人は単なるテロ事件ではなく、何か大きな力の存在を疑い始める。
ペレズは国防長官カリスター(マイケル・チクリス)から、トップシークレットのイーグル・アイの存在を知る。
イーグル・アイとは、何なのか?
誰が企て、何の目的を果たそうとしているのか?
いくつもの想像が膨らむが、見ている僕は、結末を見るまで、真相を見破ることができなかった。
満載のアクションと、物語の真相を読み解く楽しさが、味わえる作品。
【キャスト】
シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン、マイケル・チクリス、アンソニー・マッキー、ビリー・ボブ・ソーントンほか
【公式ページ】
http://www.eagleeyemovie.com/intl/jp/
【予告編】
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