007とはちょっと違う、これは笑えるスパイ映画。
アメリカンジョーク満載、スパイ映画のパロディは、
ジョークのわからない日本人もオモロー!
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主役を演じるスティーブ・カレルは米国の有名コメディアン。
彼は製作総指揮を務め、この作品を80%がコメディー、20%がアクション、
15%が感動、35%がロマンス…。その魅力は100%を超える!という。
米国諜報機関「コントロール」は、犯罪組織「カオス」から世界平和を守る秘密組織。
カオスはロシアを中心に、核兵器・放射能物質を売買する。
ある日、そのカオスにより、コントロールの本部が襲撃にあう。
目的は、コントロールのエージェントの素性を知り、彼らを暗殺することだった。
コントロールのエージェントは一人ずつ暗殺される。
だが、コントロールは報復のため、素性の知られていない二人のチームを組織する。
一人は整形手術を終えたばかりの美人エージェント99(アン・ハサウェイ)。
もう一人は、エージェントに志願していた分析官・マックスウェル・スマート(スティーブ・カレル)。
マックスウェルは元分析官だっただけあって、背も低く、迫力、エージェントらしさに欠ける。
二人はカオスのアジトを目指し、取引の行われるモスクワに向かう。
夫婦を装った移動の飛行機の中で、もめる二人。
命をかけるこの仕事で、99は新人エージェントマックスウェルを信用していないのだ。
モスクワに着き、二人はカオスのアジトのひとつパン屋に内偵に入る。
そこでマックスウェルは、核の原料となる化学粉末を発見する。
そして作業員をつけ、パーティーの開かれている豪邸に潜入する。
屋敷の主はカオスのボス。美貌を活かし、99は悪玉のダンスのパートナーになる。
ダンスははちゃめちゃ。
セレブを集まる美男・美女も横目に、マックスウェルは太った女性をパートナーに選び、
99の二人とダンスを競う姿が笑える。
情報を入手後、二人は屋敷を出て、再び屋敷を調べるため地下から潜入。
豪邸内では首尾よく、書斎のパソコンでさらなる情報を入手するが、つかまってしまう…。
ここまでは普通のスパイ映画のようだが、随所にアメリカンジョーク、ギャグが散りばめられている。
通常のアメリカンジョークはわかりにくいが、映像も・ジョークも日本人にとてもわかりやすい。
後半、二重スパイの容疑を掛けられたマックスウェル、99と深い中だった
筋骨隆々のスーパーエージェント23(ドウェイン・ジョンソン)のどんでん返し。
最後には、事件を解決し、99がマックスウェルの知性と誠実さにうたれ、
二人がいい仲になっていくハッピーエンド。
スパイもののアクション映画だが、残酷なシーンはなくマヌケなマックスウェルが笑える秀作。
【キャスト】
スティーブ・キャレル、アン・ハサウェイ、ドウェイン・ジョンソン、アラン・アーキン
【公式ページ】
http://wwws.warnerbros.co.jp/getsmart/
【予告編】
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