話題の映画案内: 007/慰めの報酬 1月24日公開の映画

2008年11月14日金曜日

007/慰めの報酬 1月24日公開の映画

カーチェイス、ボートチェイス、銃撃戦、格闘、ビル爆破…。
上官の指示も聞かず、個人的な報復を進めるボンド。

ハイチでドミニク・グリーンと出会い、彼と組織の陰謀を知る。
謎の女・カミーユは家族の復讐のためにドミニクに近づいていた。


(C)2008 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

今回は007が狂ったように殺しまくるバイオレンス度が高い。
ジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、前作登場の女・ヴェスパーの死が頭を離れなかった。
任務を遂行しながら、謎の死を遂げたヴェスパーの報復を行っていく。
この2つの動きと、カミーユ(オルガ・キュリレンコ)が展開する。
彼女は家族の報復のため、ある人物に近づくために、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)から、
情報を得ていた。

いきなり高級車アストンマーチンを操るカーチェイスから始まる。
ボンドは指示に従い、ある男を追っていた。
格闘の末、彼を捕獲したボンドは、MI6に連れ帰り、尋問していた。
男は笑いながら、「我々の組織はあらゆる場所に展開している。そうだよな。」といいかけたところ、
そこにいた1人のエージェントがいきなり発砲した。
そう、MI6の中にも潜入していたのだ。

次にボンドはこの組織を内偵するため、ハイチにとんだ。
組織の関係者がいつも泊まるホテルの部屋で、その男の動きを探るためだ。
部屋で待っていると、男は女を連れて帰ってくる。
もみ合いになり男を殺害したボンドは、ホテルのフロントで彼宛の荷物を受け取る。
玄関前に出ると一台の車が止まり、「早く乗って」と女が声をかけてくる。
荷物は取引のためのもので、女が中身をチェックすると、どうやら目的のものではないらしい。
いきなり銃口を向けられたボンドは一旦その場をあるが、彼女を追跡。
波止場に入っていく彼女を見つけ、動きを探る。

彼女はドミニクと会い、まもなくボリビアのメドラーノ将軍がやってくることを知る。
ドミニクと将軍はある口約束をする。
ドミニクはクーデターの資金を提供する代わりに、政権掌握後、国内の砂漠の権利を要求する。
密談の後カミーユは、ドミニクに将軍を紹介して欲しいという。
ドミニクは将軍にプレゼントだとささやき、カミーユを差し出す。

すべてを見ていたボンドは、彼女が拉致られたと誤解し、将軍のボートから彼女を奪還した。
その後カミーユから、将軍に殺された家族の復讐のため将軍に近づいていたことを知る。

その後ふたりはあるパーティーに潜入する。
それは、ドミニクが主導する慈善団体・グリーンプラネットの資金集めのためのパーティーだ。
ボリビアでは水が枯渇し、庶民があえいでいた。
謎の組織が上流で川をせきとめ、水の価格を上げ、独占した状態で提供する陰謀があったのだ。

必要以上の殺人を繰り返すボンドに、上司のM(ジュディ・デンチ)は忠告する。
ボンドの暴挙に、英国外務大臣はMを呼びつけ、米国CIAは対立するようになっていた。
だがCIAは、ボリビアのクーデター情報を得るため、ドミニクと取引を行っていた。

数々の組織と、個人の動きが複雑に絡み合い、物語は展開していく。
イギリス、パナマ、チリ、メキシコ、オーストリア、イタリアでの壮大なロケ。
ボンドは、組織のミッションを達成することができるのか?
カミーユは、家族の復讐を成し遂げるのか?

【キャスト】
ダニエル・クレーグ、オルガ・キュリエンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチほか
【公式ページ】
http://flash.sonypictures.com/intl/jp/movies/quantumofsolace/site/
【予告編】

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