カーチェイス、ボートチェイス、銃撃戦、格闘、ビル爆破…。
上官の指示も聞かず、個人的な報復を進めるボンド。
ハイチでドミニク・グリーンと出会い、彼と組織の陰謀を知る。
謎の女・カミーユは家族の復讐のためにドミニクに近づいていた。
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今回は007が狂ったように殺しまくるバイオレンス度が高い。
ジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、前作登場の女・ヴェスパーの死が頭を離れなかった。
任務を遂行しながら、謎の死を遂げたヴェスパーの報復を行っていく。
この2つの動きと、カミーユ(オルガ・キュリレンコ)が展開する。
彼女は家族の報復のため、ある人物に近づくために、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)から、
情報を得ていた。
いきなり高級車アストンマーチンを操るカーチェイスから始まる。
ボンドは指示に従い、ある男を追っていた。
格闘の末、彼を捕獲したボンドは、MI6に連れ帰り、尋問していた。
男は笑いながら、「我々の組織はあらゆる場所に展開している。そうだよな。」といいかけたところ、
そこにいた1人のエージェントがいきなり発砲した。
そう、MI6の中にも潜入していたのだ。
次にボンドはこの組織を内偵するため、ハイチにとんだ。
組織の関係者がいつも泊まるホテルの部屋で、その男の動きを探るためだ。
部屋で待っていると、男は女を連れて帰ってくる。
もみ合いになり男を殺害したボンドは、ホテルのフロントで彼宛の荷物を受け取る。
玄関前に出ると一台の車が止まり、「早く乗って」と女が声をかけてくる。
荷物は取引のためのもので、女が中身をチェックすると、どうやら目的のものではないらしい。
いきなり銃口を向けられたボンドは一旦その場をあるが、彼女を追跡。
波止場に入っていく彼女を見つけ、動きを探る。
彼女はドミニクと会い、まもなくボリビアのメドラーノ将軍がやってくることを知る。
ドミニクと将軍はある口約束をする。
ドミニクはクーデターの資金を提供する代わりに、政権掌握後、国内の砂漠の権利を要求する。
密談の後カミーユは、ドミニクに将軍を紹介して欲しいという。
ドミニクは将軍にプレゼントだとささやき、カミーユを差し出す。
すべてを見ていたボンドは、彼女が拉致られたと誤解し、将軍のボートから彼女を奪還した。
その後カミーユから、将軍に殺された家族の復讐のため将軍に近づいていたことを知る。
その後ふたりはあるパーティーに潜入する。
それは、ドミニクが主導する慈善団体・グリーンプラネットの資金集めのためのパーティーだ。
ボリビアでは水が枯渇し、庶民があえいでいた。
謎の組織が上流で川をせきとめ、水の価格を上げ、独占した状態で提供する陰謀があったのだ。
必要以上の殺人を繰り返すボンドに、上司のM(ジュディ・デンチ)は忠告する。
ボンドの暴挙に、英国外務大臣はMを呼びつけ、米国CIAは対立するようになっていた。
だがCIAは、ボリビアのクーデター情報を得るため、ドミニクと取引を行っていた。
数々の組織と、個人の動きが複雑に絡み合い、物語は展開していく。
イギリス、パナマ、チリ、メキシコ、オーストリア、イタリアでの壮大なロケ。
ボンドは、組織のミッションを達成することができるのか?
カミーユは、家族の復讐を成し遂げるのか?
【キャスト】
ダニエル・クレーグ、オルガ・キュリエンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチほか
【公式ページ】
http://flash.sonypictures.com/intl/jp/movies/quantumofsolace/site/
【予告編】
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