キューバ革命の英雄フィデル・カストロとチェ・ゲバラ。
チェは、医者でアルゼンチン人だが、この革命に参加する。
腐敗に抵抗したゼネストと武力行使。
キューバ革命50周年の2009年。
カリスマと仰がれるチェ・ゲバラを2本の映画でつづる。
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たばこ、砂糖、キューバ革命、カストロ議長、キューバ危機…。
キューバと聞くと、ちょっと危ない国のようなイメージはないだろうか?
アメリカの植民地のような時代、独裁政権の下、アメリカの甘い汁をむさぼり、庶民からの略奪、
一部の人間による搾取に反旗を翻した男たちの物語。
アルゼンチンで生まれたチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、原付バイクで南米を旅するうち、
フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と出会い、この革命に参加する。
知性が高く、庶民に気遣う。
ゲリラを率いるなか、農民への略奪には部隊にも厳しい処罰を下し、
けが人には処置を施し、愛情を説く。
「祖国を、さもなければ死を。」
「勝利か、さもなければ死しかない。」
「愛のない革命家はいない。」
無数のゲリラがひとつにまとまり村や町を解放していくと、住民は大歓声で喜び、部隊を迎える。
この作品は、少数部隊から進撃し、首都バハマを攻略するまでを描く。
チェが28歳~30歳の頃だ。
時折、マスコミの取材に応える言葉が、激戦のゲリラ戦のその頃の状況を解説し、
国連の舞台で革命の正当性を説いたチェの演説が展開する。
この偉大な革命家は医者で詩を書き、喘息をもち、アルゼンチン人なのにキューバ革命に加わった。
その目で彼の愛情を知り、その耳で彼の言葉を聞いてもらいたい。
【キャスト】
ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、ロドリゴ・サントロ、カタリーナ・モレノ、ジュリア・オーモンドほか
【公式ページ】
http://che.gyao.jp
【予告編】
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