今では観客動員数日本一、旭川市にある有名動物園
冬や夜間の見学会、ゴリラに愛された飼育員…
園長・飼育員が一団となり、廃園の危機から大成功を描く
大人気の動物園になるまでには紆余曲折があった!
(C)2008 『旭山動物園物語』製作委員会
旭山動物園に飼育員を志し、やってきた昆虫大好きの青年・吉田(中村靖日)。
彼が先輩諸氏にあいさつ回りをしていると、ゴリラ担当の柳原(岸部一徳)から、手痛い洗礼を受ける。
動物園の飼育員は、職人気質の厳しい世界だった。
園長の滝沢(西田敏之)は、観客動員の減少と予算の削減に悩む。
そう、動物園の人気は下がる一方で、園内のジェットコースターには行列ができていた。
市役所では予算の削減を進め、廃園が検討され、動物愛護団体からは、反対活動を受ける。
滝沢園長は、何とかお客さんを呼ぶために、まずワンポイントガイドを始める。
飼育員が直接観客の前で動物の生態を解説し、動物園の魅力を伝えるというもの。
次に、通常閉園していた冬の動物園、夜行性の動物を見てもらう夜の動物園など、試行錯誤が続く。
その頃、愛護団体のメンバーで、獣医学生の真琴(前田愛)は、叔父の上杉市長のコネで、
飼育員として働くようになる。
ある日、ゴリラのゴンタが急死する。
死因は、エキノコックス症で、キタキツネの持ち込んだ細菌が原因だった。
感染が発覚すると、マスコミが報道し、市役所で閉園を決断した噂が流れる。
これに対し、園長や飼育員たちは、ぬいぐるみをかぶり、街頭キャンペーンを展開。
市民は動物園の存続を訴えようと、市役所前に詰め寄る。
これを見た市長は、次期選挙をにらみ、その市民に向かって閉園しないことを宣言する!
次期選挙では、市長が交代し、平賀(萬田久子)市長になる。
滝沢園長は、これを好機と捉えた。
お酒を飲みながら、飼育員でみんなで動物園の夢を語り合うのだった。
日本各地の動物園を視察、動物園復活のための様々な提案をした。
以外にも平賀はこれを快諾し、4億円をかけた大改修が実施される。
その後、新しい施設、職員の努力により、旭山動物園はとうとう日本一の動物園としての地位を築く!
主演の西田敏之さんは、独特の愛情あふれるキャラクターで、みんなをリードする。
新人の吉田、真琴、ベテラン飼育員の個性あふれる面々が、それぞれ個性的に大活躍!
笑いあり、涙ありの動物園サクセスストーリー!!
【キャスト】
西田敏之、中村靖日、前田愛、池内早苗、長門裕之、六平直政、塩見三省、岸部一徳、柄本明ほか
【公式ページ】
http://www.asahiyama-movie.jp/
【予告編】
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