話題の映画案内: ロルナの祈り 1月公開の映画

2008年12月21日日曜日

ロルナの祈り 1月公開の映画

国籍取得のため、ひとりの女をめぐる悲しい物語
結婚して、ベルギー国籍を取ろうとするロルナ
結婚斡旋人は、彼女を国籍売買の道具にしようとした
ロルナの運命は突如崩れていく…




アルバニア人のロルナ(アルタ・ドブロシ)は、ベルギー国籍を取るために、
クローディ(ジェレミー・レニエ)と結婚した。
孤独な彼は麻薬中毒で、ロルナを支えに、ロルナを頼り、麻薬を絶とうとしていた。
仕事に出かけるロルナに、お金を預け、買い物や玄関を締め切るように頼む。
外にいる知り合いの売人からの誘惑を避けるために。

2人の結婚を斡旋したファビオ(ファブリツィオ・ロンジョーネ)は、
ロルナがベルギー国籍を取った後、彼女とロシア人の結婚を計画していた。
ベルギー国籍を望むロシア人から大金を手に入れるのだ。
ロルナは、恋人のソコル(アルバン・ウカイ)と2人の店を持つことを夢見ていた。
その資金をつくるため、彼女は偽装結婚で、ソコルは原発での仕事に従事する。

ファビオは、麻薬中毒のクローディを殺害し、ロルナを未亡人にしようとした。
麻薬中毒者が何らかの形で死んでも、他殺を疑われることはない。
だがロルナは、夫婦の不仲を装い、裁判手続きを経て離婚しようとした。

ある日、ロルナが家に帰ると、クローディと売人が家にいた。
クローディは、彼女に預けたお金を要求する。
ロルナは売人を追い出した後、争いながらも、内側から部屋の鍵をかけ、出られないようにした。
落ち着きを取り戻すと、ロルナはクローディをベットに誘った…。

その後、ロルナは子供を身ごもる。
次の偽装結婚のため、子供を堕ろそうとするが、彼女にはできなかった。
子供を身ごもったロルナは、もう偽装結婚に必要なくなっていた…。

この映画の裏に、現代ヨーロッパの移民の問題・格差の問題が背景に見える。

【キャスト】
アルタ・ドブロシ、ジェレミー・レニエ、ファブリツィオ・ロンジョーネ、オリヴィエ・グルメほか
【公式ページ】
http://lorna.jp/
【予告編】

0 件のコメント:

 
新作映画情報「映画生活」 映画のまぐまぐ!~話題の最新作から不朽の名作まで、役立つ映画情報が満載のメールマガジンを紹介! にほんブログ村 映画ブログへ 【人気ブログランキングへ】 【邦画生活 日本映画 批評サイト】 ブログランキング【くつろぐ】 ★前田有一の超映画批評★ 【映画リンク集-シネマメモ】