話題の映画案内: ザ・バンク-堕ちた巨像- 4月4日公開の映画

2009年3月21日土曜日

ザ・バンク-堕ちた巨像- 4月4日公開の映画

富豪や国家、テロリストも取引する巨大銀行
誰も触れることのできないその人脈・巨富

世界的巨大銀行の不正取引を暴く

正義は強大な圧力に打ち勝つことはできるのか




インターポールのサリンジャー(クライブ・オーウェン)は、巨大銀行IBBCの不正情報を得ていた。
彼は、IBBCのマンハッタン支店を調べていたニューヨーク検事局のホイットマン(ナオミ・ワッツ)と、
共同でIBBCを追跡するため、ドイツ・ベルリンを訪れる。
そこで銀行幹部のアンドレ・クレマンから新たな情報を入手したが、
彼らはドイツでの捜査を禁止され、クレマンは謎の事故死を遂げた。

フランス・リヨンのインターポール本部に戻ったサリンジャーは、
死ぬ前のクレマンの情報と、
スカルセン頭取(ウルリッヒ・トムセン)の報告の矛盾に気づき、
直接頭取のところへ向かう。

ルクセンブルクのIBBC本部で、
サリンジャーは頭取の側近ウェクスラー(アーミン・ミューラー・スタール)を目にする。
頭取との面会は拒絶され、報告書の内容はさらに変わっていた。
一方、NYのホイットマンは新たな重要人物、
欧州最大の軍事メーカー社長で、次期イタリア首相のカルビーニに辿りつく。

2人はミラノを訪れ、カルビーニにIBBCのことを問い、重要な情報を聞き出した。
その後、カルビーニは演説中に射殺された。
射殺現場を訪れた2人は、そこに残った足跡から、犯人が義足であることを掴む。
そして2人は、ミラノからも追放されてしまう。

あるコンサルタント(ブライアン・F・オバーン)が、
NYの税関で金属探知機に反応し、 義足であることが判明する。
サリンジャーが彼の住所を訪れると、そこは空き地だった。
途方にくれていると、たまたまそこに税関を通った男の姿が…。
彼は謎のコンサルタントを尾行し、グッゲンハイム美術館へ入る。
そこへやってきたのは、IBBC本部で見たウェクスラーだった。
2人が会話を交わした後、突然響く銃声。
迎撃するサリンジャーとそのコンサルタント。
またもやコンサルタントの口封じが行われたのだった。

サリンジャーがホイットマンに連れられ行った場所には、ウェクスラーがいた。
ここまで次々と重要人物は消されてきた。
サリンジャーは必死で、ウェクスラーからの証言を得ようとする。
ウェクスラーは銀行の取引の核心には、誰も近寄れないという。
政府・諜報機関・多国籍企業・犯罪組織など、すべてがこの銀行を利用し、
誰かが疑問を持ち、裏切る前に、必ず証拠・証人は消されるのだ。

サリンジャーはホイットマンにこの捜査から手を引くことを忠告し、その後1人で立ち向かう。
それは、法の裁きを超えた、正義の裁きを意味していた。
彼は1人でトルコ・イスタンブールへ向かった…。

【ひとこと】
テンポよく展開し、謎を解き、次を予想する楽しみのあるサスペンス。
虚構が現実と思えるようほどのストーリーだが、感慨深い。
ストーリー ★★★★
アクション ★★★★
スリル  ★★★★
【キャスト】
クライブ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー・スタール、ウルリッヒ・トムセンほか
【公式ページ】
http://www.sonypictures.jp/movies/theinternational/
【予告編】

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