話題の映画案内: GOEMON 5月1日公開の映画

2009年9月12日土曜日

GOEMON 5月1日公開の映画

悲しき忍びの運命と、屈強な戦国武将たち
歴史を大幅にアレンジしたストーリー
豪華キャストの出演と軽快な忍びのアクション
目を見張る展開は、紀里谷和明によって描かれる注目作だ!

(C)2009「GOEMON」パートナーズ



長い間つづいた戦国時代を終え、世は豊臣の時代。
活気を取り戻した街の夜は、煌びやかに輝きを放っていた。
天下の大泥棒・GOEMON(江口洋介)は、富める者から盗み、貧困にあえぐ民に分け与える。
ある夜、GOEMONは豪商・紀伊国屋文左衛門の財宝を盗み、屋根の上から、分け与えていた。
鍵になる南蛮風の箱を手にしたのは、貧しい少年・小平太(深澤嵐)だった。

GOEMONの手下・猿飛佐助(ゴリ)は、
石田三成(要潤)が南蛮の箱を執拗に探していることを知る。
彼らはその箱を探しに街へ向かい、
三成の差し向けた又八(玉山鉄二)が、小平太の母(鶴田真由)を斬り殺す場面に遭遇する。
GOEMONの脳裏によぎったのは、幼少時代に起きた同じような記憶。
彼は又八の腕を斬りおとし、
小平太に「強くなれ。強くなれば何も奪われない」と告げる。

そして現れたのは、最強の忍・雲隠才蔵(大沢たかお)だった。
GOEMONは箱を取り戻し、才蔵と戦いながら、その場から立ち去る。
その光景を、服部半蔵(寺島進)が見つめていた…。

三成が才蔵を、家康(伊武雅刀)が半蔵を使い、
謎の箱を手に入れようとしていた。
その箱には、信長暗殺の首謀者が、秀吉であることを示す証拠が隠されていたのだ!

衝撃の事実を知ったGOEMONは単身で大坂城に乗り込み、
秀吉を殺害したかのように見えた。
その騒ぎの中で、思いがけなく茶々(茶々) と再会することになる。
しかし殺したと思った秀吉は、ただの影武者だった。

そして、GOEMONは忘れ去ろうとしていた過去の扉を開いてしまう。
両親を失った自分を拾ってくれた恩人・織田信長(中村橋之助)。
信長に仕える半蔵のもとで、
GOEMONと才蔵は忍びとしての鍛錬を積んだのだ。
忍びは、裏の存在として、かなり低い身分だ。

信長亡きあと、気楽な生活を求めたGOEMON。
侍になることを夢見て三成の手下になった才蔵。
そして大坂城で再会した茶々との幼い日々の思い出。
かつて五右衛門は、茶々の護衛を任され、ほのかな恋心を抱いていたのだった。

そして、物語の結末へと突き進んでいく。
信長暗殺の復讐に立ち上がるGOEMON。
侍を夢見ながら運命に翻弄されていく才蔵。
信長を裏切り、権力を手にした秀吉。
次の天下を狙い、秀吉の秘密を暴こうとする三成。
戦乱の世を終わらせるために心を砕く茶々。
新しい時代を目指そうとする家康と半蔵。
それぞれの思惑が、複雑に絡みあい闘いが繰りひろげられる!

【ひとこと】
誰もが知る歴史上の人物を背景に、歴史とは別物のストーリーが面白い。
紀里谷和明の描く世界観は石川五右衛門でなく、間違いなく“GOEMON”だ。
ストーリー ★★★★
キャスト   ★★★★
アクション ★★★★
【キャスト】
江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、要潤、玉山鉄二、中村橋之助
寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二、チェ・ホンマン、鶴田真由ほか
【公式ページ】
http://www.goemonmovie.com/index.html
【予告編】

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