話題の映画案内: 誰も守ってくれない 1月24日公開の映画

2008年12月14日日曜日

誰も守ってくれない 1月24日公開の映画

未成年が起こした殺人事件の、容疑者家族のその後を描く
マスコミ・一般市民・ネットの書き込みは、その家族も追いかける
容疑者の妹・沙織と、彼女を保護する刑事・勝浦
容疑者家族の保護”をテーマに描く社会派ヒューマンドラマ

(c)2009 フジテレビジョン 日本映画衛星放送


中学生の沙織(
志田未来)は、平凡な学生生活を送っていた。
刑事の勝浦(佐藤浩一)は、離婚の危機ながら、家族旅行を計画し、娘のプレゼントを用意した。
そこへ突然小学生殺人の容疑者逮捕の知らせが…。

勝浦は、容疑者家族の保護を指示され、船村家へ向かう。
船村家はマスコミややじ馬に取り囲まれ、長男の逮捕・家宅捜索が始まった。
その後、警察・家庭裁判所の担当者から、残った3人に次々と過酷な指示が言い渡される。
妻の旧姓に戻すこと、家族はバラバラで過ごすこと、一生この事件から逃れられないこと
記者たちの執拗な追跡、やじ馬の投石と罵声が。
「被害者家族に謝れ」

しばらく沙織は、勝浦と一緒に行動することになる。
「なぜ私がこんな目に遭わなきゃならないの?」「世の中な、誰も守っちゃくれないんだ」
マスコミからの追求、一般市民からの批判から逃れるため、身を隠すのだ。
警察が用意したホテルは嗅ぎつけられ、勝村のアパートや知人の家などを点々とする。

勝浦にはトラウマとなる過去の事件があった。
上からの逮捕の指示を待ち、尾行していた少年が、目の前で新たな事件を起こした苦い経験。

身を寄せる場所がなくなり、勝浦は家族と行くはずだった海辺のペンションに向かう。
何も知らないオーナーの圭介(柳葉敏郎)と久美子(石田ゆり子)はあたたかく迎えてくれた。
明くる朝、季節外れの海辺に人影が見え、投石によりペンションのガラスが割れる。

ネット上には、事件をあつかう特設ページができ、「容疑者を糾弾せよ」とある。
容疑者家族の情報・顔写真、沙織の居場所、勝浦の情報までもが、正確に掲載されていた…。


真相を知った圭介は「出て行ってくれ」と怒鳴る。
圭介と久美子は、例の事件の被害者の親だった。
そこには、被害者としての言い尽くせない思いがあった。

容疑者家族の保護という一面から描く社会派ヒューマンドラマ。
そこから新たな現代社会の問題点が浮き彫りにされている。

【キャスト】
佐藤浩一、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎、木村佳乃、柳葉敏郎ほか

【公式ページ】
http://www.dare-mamo.jp/

【予告編】

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